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【凄腕アナリスト ザ・覆面】新政権「デジタル庁創設」と「官公庁の電子化」で「サイバーリンクス」動意づく 実質5期ぶり営業増益に大転換、株主優待も (2/2ページ)

 15年3月には東証2部に上場、同年10月には東証1部に市場変更と株式市場でも出世スピードは速かった。しかし、16年12月期以降は増益と減益を繰り返す業績の踊り場となり、株価は低迷していた。だが、前期に売上高が100億円の大台に乗せると、今期から利益が拡大ステージに入った。

 今12月期は売上高139億2600万円(前期比33・3%増)、営業利益6億3900万円(同42%増)、経常利益6億4000万円(同38・8%増)、当期利益3億9200万円(同39・8%増)と2ケタ増収益の見込み。

 前期から連結決算に移行しているが、営業利益ベースでは単純比較で今12月期に5期ぶりに営業増益に転換する。第2四半期(1-6月)営業利益は4億7500万円で、通期予想に対する進捗率は74%強で、業績面の不安要素は少なく、むしろ増額修正が期待される。

 12月期末には16円配当(年間一括)に加えて、100株以上所有の株主に株主優待として、1000円相当のクオカードの権利も付く。ここから約3カ月はこうしたインカムゲインも意識されるタイミングだ。

 株価は、こうした好実態を評価し、3月の年初来安値668円から6月の年初来高値2500円まで約3・7倍に上昇。現状は上昇後の反動安を経て切り返してきたところ。来年3月末を期限とする自社株買いも設定している。株価は、物色テーマを味方に再度の上値波動を描く可能性がある。

 ■ザ・覆面(ざ・ふくめん) 金融業界では知る人ぞ知るベテラン。株式の分析と着眼点の鋭さに定評がある。名を出せばハレーションが大きいため、覆面で参戦。

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