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【日本の元気 山根一眞】トランクルームを書庫利用「人生の楽しみ残せた」 東京「5畳で月額5・5万円」 (1/2ページ)

 派手な看板を掲げたトランクルームビルをよく見る。トランクルームの市場規模は700億-800億円で、遠からず1000億円規模になるのは確実のようだ。活用されていないビルをリニューアルしたケースが多いが、新築トランクルームビルも目立つ。

 私は書庫として利用しようと、自宅兼仕事場からクルマで5分の場所にオープンしたトランクルームを契約した。遠くなれば間違いなく利用率は下がるので、クルマで5分の距離は限界だろう。

 大型ロッカータイプなら月4000円前後からだが、私は3・1×2・65メートル(約5畳)のタイプを選んだ。半年間は30%引きとはいうものの月額料金は約5万5000円と安くはない。地価が高い立地ゆえだろう。東京で暮らすのはカネがかかるのだ。

 5畳はかなり広い選択だが、それでも蔵書が入りきるかという不安はある。しかし蔵書の多くは昨年の仕事場引っ越しの際に手放しており、残してあるのは今後のノンフィクションテーマに欠かせない貴重資料本と「生涯の伴侶」と思う本が中心だ。

 手放したのは文学系など既読でもう読むことはない本、貴重本だが将来誰かに有効活用してほしい本などだ。高齢時代ゆえ蔵書処分が増えており、古書店に売ってもクルマ1台分で1万円だったという話も聞く。貴重本でも粗大ゴミ扱いされる時代なのだ。

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