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【トップ直撃】簡単に会えない時代だからこそ…高齢者の徘徊防ぐ「みまもりCUBE」 ラムロック・赤間俊和代表取締役 (1/4ページ)

 高齢者の徘徊(はいかい)や孤独死が社会問題化して久しい。今年はさらにコロナ禍で離れて暮らす家族に会いにくい状況のなか、注目されているのがカメラやスピーカー、マイクなどを一体化した「みまもりCUBE(キューブ)」だ。コンセントに差すだけで遠くに住む家族を見守ることができる簡単さが特徴だという。サラリーマン時代から研究開発に没頭し、独自の画像認識技術を生み出したトップの思いは-。(中田達也)

 --会社の特徴は

 「画像認識技術の研究開発を行っています。その技術をどの部分に使っていくかということで、高齢者を守る分野に力を入れています」

 --どのような問題意識が

 「高齢者の行方不明について警察への捜索願は毎年1万件以上、高齢者の孤独死も1万件以上という状況が続いています。いつの間にか認知症になり、自宅を出てそのまま未発見や死亡発見という例もあります。離れたところに暮らす家族が1日中見守るのは難しいし、高齢者の自由を奪うようなことも望ましくない。そこで私たちの技術を使って食い止めたいと考えています」

 --それで投入したのが「みまもりCUBE」ですね

 「独自の画像認識技術によって、独り暮らしの高齢者の徘徊をカメラで検知できるようになりました。また介護施設に設置する際には、ベッドから起きて足を出したら検知するとか、立ち上がった時点で検知するなど、それぞれのニーズに対応することも可能です」

 --簡単にできることではなさそうですね

 「徘徊の特徴について調べ上げ、実験を重ねたことで検知できるようになりました。動体検知機能が付いているカメラは世の中にたくさんありますが、画面の変化を検知しているだけで、そこまで判断できません。私どもは会社内に研究ルームを作って判断の技術を高めて、みまもりCUBEに投入しています」

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