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【トップ直撃】簡単に会えない時代だからこそ…高齢者の徘徊防ぐ「みまもりCUBE」 ラムロック・赤間俊和代表取締役 (3/4ページ)

 【社長賞】 大学卒業後、松下電器産業(現パナソニック)の研究所で映像関係の仕事に携わった。

 「当時、放送局にあった過去数十年分のフィルムやビデオテープの映像をデジタル変換してハードディスクにアーカイブするニーズがありました。コンピューターの能力が低いなかで映像を分析してリアルタイムで処理する必要がありましたが、私が従来の数百倍の速さで処理する仕組みを思いつきました。学会で発表し、その技術が採用されたことで社長賞をいただきました」

 【独立】 サラリーマン時代から「普通に給料をもらって仕事をするのではなく、自分で何かを開発して商品を出して儲けてやろうという野心をずっと持っていました」という。

 「26、27歳のぺーぺーのときから、上司の許可も取らずに事業部に電話して、技術を売り込んだりしていました。画像処理技術で特許を取って、徹夜続きでバグ(プログラムの誤り)をなくし、いろんな映像に対応して、ビジネスにするという流れを一通り体験することができたので、98年に退職しました」

 【防犯】 起業して最初に取り組んだのは画像圧縮だったが、「従来のものより少し良いものはできましたが、われわれの技術に入れ替えるというところまではいきませんでした」。

 そうするうちに、新しい防犯用のセンサーを作ってほしいという依頼があった。「できるだけ猫や犬には反応せず、人を検知する『ドーベルマン』というシステムを作りました」

 【研究】 昼は仕事、夜は研究という日々はサラリーマン時代もいまも変わらないという。

 「限界まで仕事をして、開発する場所の隣で意識を失うように寝ています。大企業さんとの連携が始まったりもしましたが、独立してからまだ成功したとはいえません。もっと先をゴールと考えているので休憩している暇はありません」

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