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【凄腕アナリスト ザ・覆面】ドコモ子会社化で「5G関連投資」加速 好業績「アイ・エス・ビー」再注目 ファイナンス明け人気が到来へ (2/2ページ)

 同社の今12月期業績予想は、売上高246億円(前期比9・4%増)、営業利益15億3300万円(同28・4%増)、経常利益15億8100万円(同28・8%増)、当期利益8億5100万円(同34・4%増)。

 この予想は7月末の第2四半期(1-6月)に増額修正された数値だが、前年同期比51・4%営業増益となった第2四半期分をオンした数字に過ぎない。10月30日に予定する第3四半期決算(1-9月)で再度、好調ぶりが再認識される可能性がある。

 また、医療や車載、POSシステムを中心とした組み込み系ソフトウエア開発を主力とするアイ・エス・ビーは、電子カルテ、医療情報システムも手掛け、14日から千葉・幕張メッセで開催される「医療IT EXPO」に出展というイベント材料も抱える。

 同社は8月21日に公募増資(発行価格2361円)と株式売り出し、第三者割当増資を発表し、1株あたり利益の希薄化が嫌気されて、株価が2800円台から2500円台にマドを空けて急落した。その後、2200円台までの調整を強いられたが、9月中旬以降は値戻しも進展し、現状はこの急落部分をほぼ埋めた2700円付近に出直ってきている。

 そして、第三者割当増資の払い込みは10月7日であり、株式市場での本格的なファイナンス明け人気がここから到来。1株当たりの配当金は前期比12円増の50円で12月期末の一括配当。配当権利取りの動きも株価の下支え要因になるはずだ。

 ■ザ・覆面(ざ・ふくめん) 金融業界では知る人ぞ知るベテラン。株式の分析と着眼点の鋭さに定評がある。名を出せばハレーションが大きいため、覆面で参戦。

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