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【定年後の居場所】元気なうちに考える「お金の終活」 財産を整理し確実に相続 (3/3ページ)

 この一括表を含めた資料は1カ所にまとめておくとよいだろう。銀行の預金通帳や証券会社からの保有財産一覧表、マンションの登記簿、保険証券などを専用の1つのカバンの中に入れておいて、「自分に何かあったときにはここを見ればよい」と家族に伝えておくという手もある。こうしておけば、万一自分に何かあった時も後に残る人は大丈夫だろう。自らの財産を整理することは、終活にも効果を発揮するのである。

 ■楠木新(くすのき・あらた) 1979年、京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。50歳から勤務と並行して取材、執筆に取り組む。2015年3月、定年退職。現在、神戸松蔭女子学院大学教授。人事・キャリアコンサルタント。25万部を超えるベストセラーになった『定年後』(中公新書)など著書多数。20年1月に『定年後のお金』(中公新書)を出版。

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