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ホームセンター「首都決戦」! ニトリが島忠買収に参戦、DCMの“お値段以上”で敵対的TOBか (1/2ページ)

 家具大手のニトリホールディングスが、首都圏を中心にホームセンターを展開する島忠(しまちゅう)の買収を検討している。ホームセンター大手のDCMホールディングスが島忠の完全子会社化に向けて株式公開買い付け(TOB)を実施中だが、DCMを上回る「お値段」で横取りを目指す。ホームセンターの「首都決戦」は混沌(こんとん)としてきた。

 DCMは来月16日まで島忠に1株4200円でTOBを実施、買収額は最大1636億円としている。ニトリは買収の可否を近く最終判断するが、島忠の全株式の取得を目指し、DCMを上回る買い取り価格を提示するとみられる。島忠の経営陣はDCMによる買収に賛同しており、ニトリの提案は敵対的TOBになるとの見方がある。

 島忠は家具店として埼玉県で設立され、首都圏を中心にホームセンター60店を展開。大阪府や兵庫県にも店舗がある。

 ニトリは国内で約560店舗、海外で約70店舗を展開。コロナ禍でも「巣ごもり需要」で業績を伸ばしている。

 ニトリの狙いについて雑誌『経済界』編集局長の関慎夫氏は、「島忠の場合、首都圏と関西の都市部の大型店が多いのに対し、ニトリは郊外型中心だ。都市部を攻められることは魅力的な相手なのだろう」とみる。

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