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【トップ直撃】ファッションからゲーム、ユーチューバーまで若者の実践力を極める! 時代をにらんだ「個の強み」 バンタン・石川広己会長 (1/4ページ)

 社名の由来はフランス語の「20歳」から。設立から55年が経過したが、ファッションからゲーム、ユーチューバーまで、時代の感性を先取りした専門スクールでクリエーターを育てる姿勢を貫いてきた。「世界一、社会に近いスクール」を掲げ、若者の実践力を引き出す教育は、年功序列も終身雇用もない時代にこそ強さを発揮するという。 (中田達也)

 

 --バンタンはデザインのスクールからスタートしました

 「1965年の設立当時は、デザインそのものが認知されておらず、職業にもなっていない時代でした。デザインができる人材育成に力を入れました」

 --その後は多角化していきますね

 「ゲーム、映像のほか、エステやネイル、ヘアアレンジなどトータルビューティー、そしてパティシエなど、時代が変化していくなかで、ほかがやっていない分野にスピーディーに取り組んできました」

 --学校法人ではなく企業法人を選んだ理由は

 「学校法人の場合、教員資格を有する常勤講師の比率などが決められていますし、カリキュラムの変更にも時間がかかります。実践教育がバンタンの持ち味なので、最先端の現場で働いている人が教えることや、柔軟にカリキュラムを改変するには企業法人が向いています」

 --講師の人材は

 「普通に募集すると現役をリタイアした人たちが応募してくるんですが、いま30~40代でバリバリやっている魅力的な講師を電話で一本釣りするなどスカウティングしています」

 --重視していることは何ですか

 「いまは『個の時代』なので、セルフブランディングが重要です。自分をいかに周りに知らしめるか。自分の強みを発見して突き詰めて学んだり、SNSなどのツールを使って自分自身を表現することも大事です。スクール内の横のつながりに加え、約19万人の卒業生との縦のつながりもより強めたいと思います」

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