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【住まいの処方銭】リフォームで感染対策(1) 清潔で省エネ! 洗面化粧台やキッチンに「自動水栓」

 「家にいる時間が増えた。できるだけ快適に過ごしたい」。こう考えて、お風呂やキッチンなどのリフォームを検討している人もいるだろう。ここで、コロナ禍でリフォームするのだから、衛生面に気を配った製品を選んではどうか。

 最近、公共のトイレでは手をかざすとセンサーが反応し、水が出る「非接触型」水栓を目にすることが珍しくない。TOTO(北九州市)が実施した「公衆トイレの設備について『自動水栓か手動水栓かどちらがよいか』」を尋ねた調査(2020年10月公表)では、「自動水栓」という回答が91%に上った。コロナ禍で衛生面を意識する人が増加しているといえよう。

 住宅内では、まだぐるぐると回すハンドル型やレバー型の手動水栓が一般的だろう。しかし、この状態で清潔さを保つには、手を洗ったら蛇口もしっかり洗ってから締める必要がある。だが、蛇口を洗わない家族がいると…。こんなとき、自動水栓があれば、クリーンなうえ、水の出しっぱなしを防いで、省エネにもつながる。

 TOTO広報部、山崎明子さんは「このところ、ショールームに来訪される方が、自動水栓に興味を持たれる例が増えています」と話す。

 同社では、トイレの手洗いや洗面化粧台に、オプションとして自動水栓を取り付ける製品を発売している。センサータイプの自動水栓を選ぶと、手動水栓と比べて価格は2倍以上、数万円ほどアップするが、衛生面や快適性は抜群だ。

 また、センサーではなく、足元のスイッチを押して水を出したり止めたりする「フットスイッチユニット」という製品もある。両手がふさがっていても使えるため、キッチンで導入すれば、調理をしながらでも止水や吐水がスムーズにできる。ただ、こちらは電源100Vの工事が必要となる。(不動産・住生活ライター 高田七穂)

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