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【株式フジ】金融緩和政策で改善した市場、米大統領選結果の影響は軽微 「TOTO」「ナブテスコ」「スター精密」が意外な持ち直しか (1/2ページ)

 今回の米大統領選は株価の分水嶺(ぶんすいれい)ではありません。一部では「トランプ勝利で株高(株安)」、「バイデン勝利で株高(株安)」が強調されていましたが、自分のお金を株式市場に投じている投資家はもう少し深く考える必要があります。それは「今のマーケットを動かしている主要因は何か?」ということです。

 ここでいう「今」とは、コロナ急落後に猛スピードで出直った世界の株式市場についてですが、間違いなく米FRB(米連邦準備制度理事会)、ECB(欧州中央銀行)、日銀をはじめとする世界の中央銀行が実施した緩和的な金融政策がそれです。

 金融緩和によって生み出された「流動性(資金)」が世界株市場に流れ込みました。この措置はコロナによる景気腰折れが金融危機に発展することを防ぐためにとられたものですが、株式市場の需給を改善し急反発につながりました。アメリカの金融緩和政策についても、これから急に変わることはありません。

 新型コロナウイルスに対しては「ワクチン」の開発が待たれています。欧米の製薬大手が開発するワクチンが今後、数カ月以内に承認されるという情報はあるものの、確信があるわけではありません。

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