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【榊淳司 マンション業界の秘密】「五輪中止」で「不運な場所」に…会場周辺のマンション所有者はそろそろ心の準備を (1/2ページ)

 新型コロナウイルスは、どうやら日本国内では大きな厄災をもたらさないであろうと思える展開になってきた。感染者数も死亡者数も欧米に比べて2ケタ少ない。これは中国や韓国、台湾やベトナムでも同様。発表されている数字は、いずれも日本よりも低い。

 なぜアジアと欧米ではここまで違うのか、ということについては諸説紛々である。初期の頃は「BCG説」が有力に思えたが、最近の欧米では「ネアンデルタール説」というのがささやかれているそうだ。ネアンデルタール人の遺伝子割合が高いほど新型コロナには弱いのだとか。

 信憑性はさておき、欧米では日本にいるわれわれが実感できないレベルでコロナ禍が深刻なことだけは確かだ。

 日本人はこれを「対岸の火事」と眺めているだけでは済まない。さまざまな面で影響はあるが、とりわけ大きなことは東京五輪が開催できるか否か。菅氏が総理になってから「何としても開催」という動きになったと伝えられた。ただこれは日本だけの努力でどうにかなる問題ではない。コロナがどうなるのか、というのが開催の可否を決める最大の要因になる。

 ワクチンや特効薬ができ上がって広く行き渡ることが収束に向かうための一里塚であろう。しかし、日々報道されるニュースを見ている限り、まだ明るい見通しを抱けない。

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