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【AI時代の発想術】DXを活用するには? 数値化するセンスがビジネスチャンスを高める (1/2ページ)

 DX(デジタルトランスフォーメーション)が注目されている。DXは一般的に「データやデジタル技術を使って会社の仕組みやビジネスモデルを変革すること」とされるが、要は「数値データからビジネスなどの物事を考える」ということだ。

 逆を言うと、売りにつながる価値を数値化してネット上で見せればDXを活用している世界中の大手企業の目にとまる、ということだ。

 ウェブサイトで自社製品や技術を紹介する場合、以前は日本語で説明しても世界の企業には相手にされなかった。だが、自動翻訳サービスが普及したので言語のハンデは軽減された。そのうえで、数値化したデータを見える化すれば、DXを活用している世界の企業はそれを発見し、商取引が始まる可能性が大きくなる。

 数字は世界共通言語なのだ。

 とはいえ、ここで言う数字とは決算報告や商品のサイズ、価格だけではない。商品の特性やウィズコロナの時代における価値、購入者の評価などを数値化して公開することでビジネスチャンスは格段に高まるのだ。中でも、自社でしか算出できない独自のデータ解析結果は価値が高く、サイトで公開すると反響は大きい。

 現在の検索エンジンは、ネット上にある情報がオリジナルなのか、信用に足るデータなのかを見極め、優先順位をつけて検索者に提示するようになっている。評価が高ければ、無名であろうと実績がなかろうと会社の規模に関係なく検索結果の上位に提示される。数値データから物事を判断するDX経営が注目されるようになったのには、そういう背景があるのだ。

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