記事詳細

【渡邉美樹 経営者目線】ワタミ、人気ラーメン店とコラボで「デリバリー鍋」 5つの「小」は売り上げも「小」 (2/2ページ)

 私は「ワクチン政策」でこのコロナを解決するより、治療薬の開発に専念し、同時に、現在2類相当とされている指定感染症の分類を下げることを提言する。かかってもほとんどが治る、普通の感染症に位置づけを変えれば、世間の受け止めも、経済活動の流れも変わる。

 小池都知事の5つの「小」では、食事の文化である「楽しさ」がない。このままでは世の中が暗くなり、元気がなくなる。そんな中、ワタミでは先月から、人気ラーメン店とコラボし、「食べログ ラーメン百名店 コラボ鍋」を始めた。店舗だけでなく、テークアウトやデリバリーにも力を入れる。家で、名店の味を楽しんでもらいたいという発想で、売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」の企画だ。

 中小零細の飲食経営者の多くは、12月に数字が出なければ、廃業を考えている人も多いと聞く。政府も地方自治体も、財政は悪化し続けており助成や補助にも限界がある。財政悪化は、いずれ国民に大きなツケがまわってくる。感染者数が増えれば自粛要請、それをくり返していたら経済が死んでしまう。ワクチンには効果や健康不安がある。そうなると、治療薬を開発し、感染症のランクの見直しを行い、感染者数の公表をやめる。目指すゴールはこれしかない。不安の最中は、目指すゴールがいちばん大事だ。(ワタミ代表取締役会長 兼グループCEO・渡邉美樹)

関連ニュース