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【令和を変える! 関西の発想力】フリマで飛び交う変な言葉「てづバ」とは? パワーワードに主催者の巧みなPR作戦 (1/2ページ)

 フリーマーケット(フリマ)が人気です。火をつけたのは「メルカリ」など、ネット上でモノを売買するフリマアプリですが、その原点は、社寺の境内など身近な場所で手作りの品を売り買いする地域イベント。独特のアナログ感も魅力とあって、最近ではネットの利便性とリアルの温かいコミュニケーションを兼ね備えた、新たなフリマイベントが続々登場しています。

 なかでも関西で11年にわたり開催されている「アート&てづくりバザール」は、毎回1000店を超える出品者と、2万人以上の来場者で賑わう人気ぶり。テレビ大阪の主催なのでテレビPRメインで集客しているとおもいきや、一方的に宣伝するだけではなく、できるだけフリマ好きやハンドメイドファンならではのつながりを尊重して、SNSによるネットクチコミも支援しているのだそうです。

 そうと聞けば、ぜひ、最新フリマイベントの実態を見ておきたいもの。さっそく会場に出向きました。すると、コロナ禍で入場制限をかけているにも関わらず、会場は制限ギリギリの人でいっぱい。しかも「てづば」なる謎の言葉が飛び交っていました。「てづば、楽しいね」「てづば、次はいつだっけ」といった具合です。当初は「手つかずの品をバッと出す、という意味かな」と思っていましたが、すぐに「アート&てづくりバザール」の短縮言葉と判明しました。

 であればもっとオシャレな言葉にすればいいのに、とツッコミたくなりましたがここは関西。「マクドナルド」を「マクド」と呼び、「アイスコーヒー」を「冷コー」と表現するなど、泥臭さ漂う言葉が大好きです。しかも「てづバ(文字で表現するときは『バ』はカタカナ)」なんて変な言葉は他にないので、無限の言葉があふれるネット上でも完全なオンリーワン状態を確保できます。

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