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【バフェットの次を行く投資術】金融業界はゴッサム・シティ!? 詐欺師の手口と無責任投資家 (1/2ページ)

 長年にわたって色々な金融市場に関わってきた私の経験から言えば、金融業界というのは詐欺師の巣窟、ゴッサム・シティ(アメリカンコミックのバットマンが活躍する架空の都市)といえる。

 かんぽ生命保険の不正契約問題は氷山の一角にしか過ぎない。地方のお年寄りが「金融機関」という看板を無条件で信じて、営業マンの名刺の裏に書いた受け取り証(場合によっては口約束)だけしか持っておらず、そのお金が行方不明という話を繰り返し聞いてきた。

 米国でも、バフェットの保有銘柄であるウェルズ・ファーゴで、同じような金融商品販売の不正事件があったくらいだから、世界中の金融機関は「眉に唾をつけて観察すべき存在」といえるだろう。

 さらに、いわゆる「投資案件」ともなれば、もっとすごい。例えば私のセミナーの受講生から「確定利回り月利3%(年利36%)で元本保証の商品を勧められているのですが、どうでしょうか」と相談されることがある。もちろん他に何も聞かなくてもこの話は詐欺だと断定できる。

 毎月3%もの確定利回りなら、バフェットでさえも投資したいであろうが、そのような話は錬金術と同じで、少なくとも現在の環境(ハイパーインフレになれば別だが…)では実現不可能だ。

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