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【天野秀夫 中小型厳選株】一気に進むEVシフト、「IMV」はV字回復! 今9月期3倍増益…「はやぶさ2」カプセルも6日に帰還予定 (1/2ページ)

 日経平均は11月に入り、29年ぶりの高値水準に上昇しました。主力大型株が続々と上場来高値を更新する一方で、テーマ的にはモリテック スチール、古河電池、小田原エンジニアリングなどEV(電気自動車)関連株の上昇が目立ちました。米国カリフォルニア州や中国などが2035年までにガソリン車販売禁止を打ち出し、EVシフトが一気に進む思惑が膨らんでいます。

 株価500円近辺の値ごろ感が魅力となっているジャスダック上場の「IMV」(7760)もEV関連の有力銘柄です。IMVは、振動シミュレーションシステムやテスト&ソリューションサービスを事業セグメントに持ち、振動試験・計測装置、地震計を製造し、動電式では国内トップの企業です。

 振動シミュレーションシステムでは、主要取引先である国内外の自動車部品メーカーや受託試験施設向け大型機の売上高が拡大しています。その高い技術力から軌道投入用ロケットを独自開発するインターステラテクノロジズ社とスポンサー契約を結び、同社が開発中の観測ロケットの打ち上げを支援しています。

 国内の自動車メーカーや自動車部品メーカーを中心に、EVの骨格部品となる電池、モーター、インバーターなどの受託試験も堅調に推移しています。つまり、EV開発が国内外で加速する過程では、早期にメリットを受ける企業として注目できます。

 このほか、IMVはJAXAとも関係が深く、金星探査機「あかつき」プロジェクトに貢献した実績もあります。そのJAXAのプロジェクトである小惑星探査機「はやぶさ2」が、12月6日未明に小惑星りゅうぐうの石などが入っているとみられるカプセルを地球に届ける話題も控えています。JAXA関連株としても期待が膨らみます。

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