記事詳細

【ネット騒然銘柄】「リード」大暴騰で“買い値報告会”状態 経営陣には青天の霹靂、11月27日まで5連続ストップ高

 足元で短期資金が集中しているのが、SUBARU向け自動車部品会社のリード(6982)である。11月20日、日刊工業新聞が「アニール処理不要の技術確立」という見出しで同社の新技術の開発成功を報じ、株価は27日まで実に5連続ストップ高。1週間で4倍近い大暴騰となった。2ちゃんねるの株板は「○○円で買った!」など、まるで“買い値報告会”状態だ。同社の株価は、2019年の年初から2年弱にわたってほぼ400円手前に張り付いていただけに、経営陣にとって今回の株価暴騰劇は青天の霹靂(へきれき)に違いない。

 環境関連株への買いが続くなか、EV(電気自動車)関連株にも動意付く銘柄が続出している。EV向け充電スタンドを手掛けるモリテック スチール(5986)は25日、27日とストップ高となった。あるトレーダーは「業績では買えないけどEVがテーマになると強い」とツイートしていたが、これぞまさに材料株という値動きになっている。

 物色の矛先が小型の成長株から材料株へとシフトしているのかもしれない。(新井奈央)

 【2020年12月1日発行紙面から】

関連ニュース