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【トップ直撃】ホップが変える健康の未来! 熟成させ苦味抑えて食品展開 INHOP・金子裕司社長 (1/4ページ)

 ビールの原料として知られるホップだが、実は古くからハーブとして利用されてきたという。研究畑出身の36歳が率いるキリンホールディングスと電通の合弁企業では、キリンが10年以上かけて開発した「熟成ホップ」という健康素材を使ってグミやサプリメントなど食品の分野に進出、「苦味」の魅力を追求している。 (中田達也)

 

 --ホップは欧州ではビールの原料だけではなくハーブとしても使われているそうですね

 「ハーブティーや食材として使われることが多いですね。ビールにホップが使われるようになったのが12世紀ごろですが、ホップの栽培は8世紀ごろに始まっています。世界最古の医学書にもホップの健康効果について記載されています」

 --ホップの魅力とは

 「栽培量だけみれば、世界で最も多く栽培されているハーブの一つなのに、ビール以外に使われることはほとんどない。そこにギャップとチャンスがあると考えています。皆さまの健康のお悩み解決に役立つかもしれません。健康課題というと、不調だとかネガティブな要素を消すことに目が行きがちですが、『ありたい自分でいたい』という思いを応援することも、ホップのような素材ができることではないかと思っています」

 --ホップを食品などに展開するうえで課題もあったそうですね

 「ホップの苦味成分には機能性があるのですが、その苦味がハードルになっていました。まさに、良薬口に苦し、です。使いやすい食品素材にするために、苦味を減らしつつ、健康機能を保つことができないかと試行錯誤してたどりついたのがいまの素材です」

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