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【こんな時代のヒット力】和風にシフト、初の漢字表記も話題! 日清食品「カップヌードル 味噌」 (2/2ページ)

 辿りついたのは、甘みのある麦味噌をベースに赤と白の米味噌を合わせたスープに、ショウガとニンニクでピリッとしたアクセントを加え、濃厚でありながらもすっきりとした後味。もちろん「謎肉」入りだ。

 「洋風から和風へと方向性を変えたが、『これは確かにカップヌードルだな』と思ってもらえる“らしさ”は守った」と、白澤さんは胸を張る。

 パッケージデザインには、カップヌードルブランドの定番品で初めて漢字を採用した。大きく描いた「味噌」の文字は、発売直後から話題となった。

 四天王と呼ばれるレギュラー、カレー、シーフード、チリトマトをメインに、「NEXT STANDARD」と呼ぶしお、チーズカレー、味噌を加えた七福神が定番ラインアップ。個々の商品を宣伝するのではなく、テレビCMでカップヌードルブランド全体の認知を高めた上で、店頭にはいつでも馴染みのあるフレーバーがあるよう展開した。

 2021年は、カップヌードル誕生50周年である。それを前に、「発売から2年、味噌はお客様に愛され、定番になった」という白澤さん。

 その勢いは再販以降も変わらず、コロナ禍でも維持。国内年間1000億円の売り上げを誇るカップヌードルブランドの中で、四天王の一角、チリトマトを抜き去り4番手に躍り出た。10月、公式ツイッターにレギュラー、シーフード、カレーのトップ3が、ロウソクの光の下で顔を突き合わせ、何やら囁きあう不穏な画像が投稿され、ファンたちをざわつかせている。(村上信夫)

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