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【一生働く!】〈個人編〉社会活動を通じて(2) 助ける側も助けられる側も笑顔になる共助の社会 (1/2ページ)

 東京都品川区中延商店街に、元気なシニアたちが困りごとのある高齢者を有償で助けるボランティア団体がある。この活動を16年続けている青木弘道さん(77)に話を聞いた。

 ■社会性のある活動に賛同

 もともと銀座で画廊経営をしていた青木さんだが、バブル崩壊の影響で店を閉めざるを得なくなった。東京の住まいを引き払い鎌倉の娘宅で世話になりながら、画廊経営時に培った知識を生かし、鎌倉の仏教美術などを案内する観光ガイドボランティアをしていた。そんな時、たまたま知人から誘われ、このボランティア活動に関わることになったと青木さんは当時をこう話す。

 「品川で高齢者を対象にした福祉活動をしたいから手伝ってくれと言われて。社会的に意義のある活動だと思いましたし、これからの社会には必要になると思ったので賛同して手伝いを始めました」

 バブル景気に踊らされた時代を経験し、苦い体験をしたからこそ、地道でも社会性のある活動に対して共鳴したのかもしれない。

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