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【新・兜町INSIDE】ANA、短期勝負のチャンスか JAL株は15%高達成

 ANAホールディングスが最大3321億円の公募増資を実施する。先に増資した日本航空(JAL)は新株代金の払い込み日に機関投資家の買いで10%高で引けており、ANAも急騰劇の再演が期待できそうだ。

 JAL株は11月24日も上げており、25日と合わせて15%高と連騰した。買い手は上場投資信託(ETF)や公的年金基金などの機関投資家と、これに先回りする短期筋。25日にあった「イベント」が買いを誘ったとみられる。

 公募増資で発行された新株は払い込み期日の翌日に東証株価指数(TOPIX)の計算対象に追加される。JALの増資は25日が払い込み期日だったため、新株のTOPIX反映開始は26日朝。このため、25日大引けにかけてETFや年金など東証株価指数(TOPIX)に連動して運用する資金がJAL株を買ったとみられる。

 ANA払い込み期日の今月14~16日(9日までに発行価格とともに決定)にかけて機関投資家の買いは必至。払い込み期日が16日なら15日後場参戦、16日引けの成り行き売りが得策か。

 【2020年12月2日発行紙面から】

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