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【AI時代の発想術】ウィズコロナ時代の“エジソン”になろう! 新しい商品・サービス企画に「コロナが終わった時代」を考える (2/3ページ)

 ヒントは人間の行動の変化にある。コロナ前は、通勤・通学、外食、飛行機での海外旅行などが日常の行動だった。しかし、ウィズコロナは家の中の行動が中心で、散歩と買い出しがほとんどになった。

 コロナ終了後は何が起きるだろうか?

 「さあ、やっと戻った。挽回するぞ!」と、かつてのビジネス戦士である中高年層は息巻くだろうが、すんなりV字回復するとは思えない。コロナ禍で貯金を使い果たしたうえに、仕事も減っているはずだからだ。コロナ前のようなお金の使い方をしようとは、誰も思わないだろう。

 むしろ、少ない生活費でも楽しめることがわかったので、「贅沢は敵」と現状維持をしつつ、コスパの良いことを少しずつ始める程度だ。

 Go To トラベルで安くなったので旅行に出かけた人たちが、コロナ後に正規料金を払ってまた旅行に行くとはならないのと同じだ。

 では“新しい価値観社会”に新産業は生まれるだろうか?

 例えば水素エンジン車が注目されているが、買い替える人はどれだけいるだろうか? コロナは物質文明にピリオドを打ったともいえる。多くの人たちの価値観は「車という機械」よりも「楽しく安全に移動する何か」に傾いていると思う。

 そういう意味で、これまでの車の延長線上に成功があるのではなく、まったく新しい移動の意味が人々によって発見され、それに沿った新産業が生まれるという着眼点に立つべきだ。

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