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【バフェットの次を行く投資術】究極の「安全資産」とは何か? 戦争や恐慌くぐり抜けた企業こそ強い (1/2ページ)

 1990年頃のバブル崩壊後、イソップ童話の「オオカミ少年」ならぬ「オオカミおじさん」の評論家たちが「日本破産」「世界破産」のようなことを告げまわって、人々を恐怖に陥れた。

 幸いにして今のところ「オオカミおじさん」は嘘つきだが、イソップ童話の結末が「少年の嘘の繰り返しに辟易(へきえき)した村人が、本当にオオカミがやってきたときに少年の言葉を信じずに食べられてしまった」ということには注意したい。

 それでは「オオカミ襲来」に耐えうる「安全資産」とは何だろうか。

 古代から世界中で苦難に耐えてきたユダヤ人たちは「自分の頭の中にある知識・知恵と信頼できる人々の人脈」が最高の財産であると考える。

 また、経営の神様ドラッカーは「工場や店舗などの資産そのものは1円の利益も生まない。利益を生むことができるのは、それらを活用できる《人間》だけなのだ」と看破している。

 実際、金は保有していても1グラムとて増えるわけではない。もちろん、金利も家賃も支払ってくれない。不動産も、人間が土地の上に建物を建てれば、家賃収入が入ってくるが、人間が管理しなければならないし、入居者が見つからなければ家賃収入はゼロだ。

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