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【渡邉美樹 経営者目線】5年先を考える「夢に自粛なし」 年末年始にオススメの本 (1/2ページ)

 年内最後の連載では、私の書棚から実際に選んだ、年末年始に経営者にオススメの本を紹介したい。

 まず挙げるのが、米ハーバード大教授であるマイケル・ポーター氏の『競争優位の戦略-いかに高業績を持続させるか』だ。20数年前に経営の原理原則を学んだ。経営には「仕入れ先」「お客さま」「競合相手」、居酒屋にとってのコンビニなど「代替品」、そして「新規参入」、「マーケット規模」など変数が多い中で、その変化を見張る重要性を説く。変化にどうアクションを起こすかが経営だ。

 次に挙げるのが、『コトラーのマーケティング4・0』。最初は消費者が必要なものを提案すれば売れる。次に消費者は買うことが喜びを持つので自然に欲しくなる。そして、共感した消費者が人に話しはじめて宣伝し始めるという。これを実現するためのマーケティング術が一通り示される。

 そして、いわずと知られたピーター・ドラッカー氏の『ドラッカー365の金言』も挙げたい。多作の著者だが、経営哲学を分かりやすくまとめた1冊を選んだ。「真摯(しんし)さを絶対視して、はじめてマネジメントの真剣さが示される」「リーダーシップが発揮されるのは真摯さによってである」(上田惇生訳)など経営者の心構えを知りたい人にすすめたい。

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