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【新・兜町INSIDE】東証の市場再編、日経平均にも波及へ ユニチカなど除外警戒

 東証が年末までに市場再編の素案を発表。東証1、2部とマザーズ、ジャスダックなど4市場から3市場へ2022年に再編される見通しだ。これに伴い日経平均株価の構成銘柄の見直しも必至で、日経平均から除外される銘柄が出てきそうだ。

 東証は1部市場から時価総額の小さい銘柄を追い出し、優良大型銘柄で構成する「プレミアム市場」を新設する見通し。一方、日経平均は東京株式市場を代表する銘柄との観点で、1部上場2175社から選抜した225社の株価を基に算出している。市場再編後は最上位のプレミアム市場銘柄であることが日経平均採用の条件になるとみられる。

 市場関係者は「除外となれば、東証2部クラスの時価総額の小さい銘柄でしょう」(銀行系証券のアナリスト)と予想する。日経平均の225銘柄ではユニチカの時価総額が最も小さく約230億円。三井E&Sホールディングス(旧三井造船)、東邦亜鉛、日本板硝子、大平洋金属も含めた合計5社が500億円未満だ。これら5社の株高政策に期待。

 【2020年12月16日発行紙面から】

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