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【バフェットの次を行く投資術】どの企業が生き残るかしっかりと見定めるべき 残った企業は残存者利益を得て、ますます発展する (1/2ページ)

 前回、「究極の安全資産」とは、これからも予想される数々の困難をくぐり抜けることができる「人間の集団」=「法人」=「企業」=「株式」であると述べた。

 もちろん、すべての株式が安全資産ではない。バフェット銘柄のように過去に苦難をくぐり抜けてきており、これからもそれが期待できる企業だけだ。

 それでは、そのような企業をどのように見分けるのか。私は1945年の敗戦の年を一つの基準に考えている。日本が太平洋戦争に突入したのは41年12月8日だが、それ以降、45年の終戦を経て50年の朝鮮戦争の特需という「神風」が吹くまで、日本経済は破綻の危機にあった。

 50年のドッジ・ライン恐慌では、トヨタ自動車でさえ経営危機に陥り、大阪銀行(住友系)を除く、都銀・地銀含めトヨタと取引のあった銀行24行による協調融資団が結成され支援が行われたほどだ。ちなみに、住友銀行とは2001年に合併によって三井住友銀行が誕生するまで半世紀にわたり取引が行われなかったとされる。

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