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【ネットデジタルここに注目!】現実空間をそのままデータ化 政府推進のDX関連技術「デジタルツイン」が未来を変える (1/3ページ)

 映画「マトリックス」では、現実ソックリのバーチャル空間の中で人々が過ごしていた。本当の肉体は液体漬けされプラグをつながれ、バッテリーのようなものとして活用されている。ほとんどの人はそのことに気づかぬまま、死ぬまでバーチャル空間の中で暮らすという設定だった。

 さすがに、われわれの体が液体漬けのバッテリーになるわけではないが、現実ソックリのバーチャル空間はすでに注目を集め始めている。政府が推進している「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の中でも重要な関連技術「デジタルツイン」だ。

 DXというのは、ただITを導入することではなく、企業や政府をまさに遺伝子レベルからデジタル化することを意味している。その1つの方法として、現実空間にある商品や道具、工場ラインなどの物体、建築物や道路環境などをソックリそのままデジタル化したものをデジタルツインと呼ぶ。まさにデジタルの「双子」である。これがあれば、現実で試す労力をかけることなく、さまざまな業務やサービスをシミュレーションできる。

 国土交通省が進めている都市の3Dデータ化などは、まさにこうした用途にピッタリといえる。

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