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【新・兜町INSIDE】日経平均、ドル換算で最高値射程に

 12月に入って米ダウ工業株30種平均が史上最高値更新を続けている。日経平均株価はバブル最高値から3割ほど低い水準にあるが、米ドルに換算すると史上最高値まであと一歩の高水準。海外投資家から見れば、日本株は株高と円高による為替差益のダブルメリットでもうかる商品となっている。外資系証券の幹部は「来年は海外から日本株への資金流入が加速しそうだ」(外資系証券幹部)と声を弾ませる。

 日経平均の先週末18日終値を午後3時の1ドル=103円42銭でドルに換算すると、258・78ドルになる。バブル絶頂期の1989年12月に付けたドル換算の最高値273ドルから5%安に相当し、高値更新が目前に迫る。

 「米国株は過熱感が強く、先週はビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)に投資マネーが流れました。しかし、仮想通貨市場は規模が小さく、米国株を売った資金の受け皿としては不十分です。米国株の利益確定売りの局面に入ったら、次は日本株と欧州株に資金が流入する番になりそうです」。海外主導のバブル相場再来か。

 【2020年12月21日発行紙面から】

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