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年末株価がバブル以来31年ぶり高値 2万7444円17銭、前年比16%上昇

 今年最後の取引となる大納会を迎えた30日の東京株式市場の日経平均株価は、年末としてはバブル経済期の1989年以来31年ぶりの高値となった。終値は前年末と比べ3787円55銭(16%)高の2万7444円17銭で、2年連続のプラス。新型コロナウイルス感染拡大を受けた各国の経済対策や、市場に資金を供給する日銀などの金融緩和政策が株価を押し上げた。上昇ペースの速さには期待先行の面があるとみられ警戒感も指摘される。

 国内でワクチン接種が始まるのは早くても来年2月以降とされ、コロナ収束の時期は見通せない。小売りや航空など業績回復のめどが立たない業種も多く「経済の現状に対し株価は上がりすぎ」との声も市場関係者からは上がっている。

 30日の平均株価終値は高値への警戒感から利益確定売りが出て反落し、前日比123円98銭安だった。東証株価指数(TOPIX)は14・50ポイント安の1804・68。出来高は約8億7800万株。