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【新・兜町INSIDE】口座新設が急増、2021年は楽天が野村を抜く?

 ネット証券2位の楽天証券の証券総合口座が12月、500万口座を突破した。株式市場関係者の間では、「2021年は楽天の口座数が野村証券を抜く可能性がある」との見方も出ている。

 楽天証券によると、証券総合口座数200万から300万へ増加するまでに3年近くを要したが、400万口座からのプラス100万口座は約9カ月と短期間で達成した。この間、ネット最大手のSBI証券も口座数を右肩上がりで増やしており、ネット証券業界はSBIと楽天のツートップ体制が鮮明になってきたようだ。

 大手証券の口座数はおおむね横ばいで推移している。単純比較はできないが、20年末は楽天証券の総合口座数500万に対し野村証券(「残あり」口座のみ)530万程度で着地するとみられる。足元のペースで口座数の増加が続けば、21年末には楽天証券が600万口座を超えて野村を上回る可能性もある。

 一方、ネット証券業界ではここ数年、大規模な合併や経営統合がない。勢いに乗るSBIや楽天の主導で21年は業界再編があるか。

 【2020年12月28日発行紙面から】

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