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【トップ直撃】「お客さま目線」は“地球”規模! 自分が心底買いたい商品でないと説得力ない アース製薬・川端克宜社長 (2/4ページ)

 --生活に密着した商品を多く扱っています

 「アースグループで、虫ケア用品の構成比は3割を切りました。これもお客さまのニーズの変化に対応した結果です。ここから向こう30年、比率がさらに変化してもおかしくありません。環境の変化に対応して生き残ること、“こだわりを持たないこだわり”が大事なポイントじゃないかなと思います」

 --定番商品も強いですね

 「ごきぶりホイホイも発売から48年になりますが、ちょっとずつ進化しています。はじめはチューブの粘着剤を底に塗っていたのがシートに変わり、シートにもデコボコが付きました。さらにゴキブリの足の油を取るための“足ふきマット”でより粘着力を高めるなど、満足度を高めるためにたゆまぬ努力を進めています」

 --日々の改善が大事だと

 「新商品を出した瞬間からリニューアルに向けての挑戦が始まっています。常に手を止めず、小さいリニューアルを繰り返すことがロングセラーの秘訣(ひけつ)じゃないかなと思います」

 --コロナ禍は業績にどう影響しましたか

 「われわれは生活に密着した商品を扱っているので、虫ケア用品や入浴剤、エアコン洗浄スプレーなど、お客さまが家にいる時間が増えたことがプラスに働きました」

 --海外展開は

 「国内の人口が減少するので、海外事業は中期経営計画の一丁目一番地に盛り込んでいます。タイや中国、ベトナム、カンボジアと国によってお客さまの好みも違うし、認可の範囲にも違いがありますが、良い暮らしをしたいという思いは世界共通なので、売り上げよりシェア、支持率を上げていくことに注力したいと思います。誰に聞いても知っているメーカーになれるかどうかが評価の大きな軸になると思います」

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