記事詳細

【渡邉美樹 経営者目線】有機「きく芋」で免疫力向上を期待 ワタミ飛躍へ準備の年 (1/2ページ)

 私は2021年を「飛躍への準備の年」と定めた。大手外食チェーンも、今年は再編や倒産が相次ぐだろう。戦後最大の外食危機に経営者として立ち向かう。語弊があるが、むしろわくわくしている。先を見据え、最悪のシナリオを意識することが重要で、新しい経営モデルを作り、PDCAを繰り返すつもりだ。

 ワタミは37年間、直営の店長を育成してきたが、今後はフランチャイズを本気で展開するため、スーパーバイザーを徹底的に育成する方針を決めた。

 コロナ禍がもう1年続く意識で経営していく。外食は当初、21年は前年比70%の売り上げを設定していたが、年末の動きから50%に変えた。

 営業時間短縮要請の号令をかけた瞬間に飲食店の客足は激減した。ただ、飲食店だけが狙い撃ちにされている感はある。飲食店の客足が激減する一方で、街の人出が減らないと感染者は減らない。

 政府は、コロナ対策で新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に向けた議論を始めた。休業や時短要請に罰則規定を盛り込む方針のようだが、そうなると補償がセットだ。

 中小の飲食店には、粗利補償をすべきと考えるが、そうした莫大(ばくだい)な財源がない。すでに、この国の借金と、日銀が引き受けている国債の額は異常だ。国債の金利がいずれ上昇したら国家財政は耐えきれない。

関連ニュース