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【サラリーマンサバイバル術】コロナの影響で子会社へ出向…好きな仕事ができなくなるのは納得できない (1/2ページ)

 【Q】 新型コロナウイルスの影響で会社の業績が振るわず、違う業種の子会社への出向を命じられました。「出向」という言葉にいいイメージがありません。好きな仕事をしたくて入社したのに、その仕事ができなくなるのは納得できませんし、職場の環境が変わって親の介護ができなくならないか不安です。(30代・女性)

 【A】 「出向」とは、一般的に2つに分けられます。1つが「在籍出向」で、今の会社の社員の地位を有したまま、出向先企業の指揮監督下で働くことです。出向命令は、基本的に労働者の同意を得る必要があります。同意の方法については「その都度、個別に同意が必要」とする考え方と、「就業規則や労働協約に出向義務が明示してあれば、包括的な同意がなされている」とする考え方に分かれています。

 もう1つは「転籍出向」で、それまで勤務していた会社との労働契約を解消し、別の会社と労働契約を結ぶものです。転籍後の労働契約については、転籍先が使用者責任を負い、転籍後は元の会社は一切の義務・責任を負いません。

 相談者のケースは在籍出向と思われますが、前述の同意関係に照らして出向命令の発令が正当なものかどうか、確認してください。

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