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商品への「不満」をヒントに新商品開発! AIがビッグデータを種類や程度で分類 200社が提案買い取り利用 (2/2ページ)

 これまでに、ひもを付けてずれないこたつ布団や、口臭をケアするアプリ、甘くないスティックコーヒーの開発につながった。自動車や大手飲料メーカーなど約200社が提案を買い取って利用した。

 不満があるのは商品だけではない。政治や経済、生活環境についても言いたいことがある人は多い。同社は子育てや教育に関する不満データを東京都議会の「無所属 東京みらい」に提供している。

 東京みらいの奥沢高広幹事長によると、最近は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、家での過ごし方や家族への不満が多く寄せられている。奥沢氏は「有権者の不満から本音が見えてくる。小さな声でも拾うことができ、広くリアルタイムに知ることが可能になった」と説明し、政策の立案にとても役立っていると語った。

 インサイトテックの伊藤友博社長は「不満には、いろいろなヒントが隠されている。もやもやしている気持ちを教えてほしい。すっきりするし、誰かの役に立つかもしれない」と話している。

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