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【トップ直撃】コロナ禍で窮地も、経営スリム化で業界の慣例を打ち崩す! オリジナルTシャツ製造・販売 プラスワン・インターナショナル、新開強社長 (1/4ページ)

 独学で電子商取引(EC)サイトを構築し、事業を本格展開してから約15年でオリジナルTシャツの製造・販売業ではウェブサイト経由の売り上げが業界1位となった「プラスワン・インターナショナル」。東京・渋谷センター街のど真ん中にコンセプトショップを設置し、“第2創業期”と位置付けたところ、コロナ禍で注文が激減した。窮地に追い込まれたが、大胆な経営のスリム化で業界の慣例を打ち崩す準備を整えている。(内藤怜央)

 --2019年12月、渋谷センター街にオリジナルTシャツやグッズのコンセプトショップ「PRINTONE(プリントーン)」を立ち上げました

 「今までも店舗は全国にありましたが、ほとんどがビルの空中階で、通行人の目には止まりにくく、基本的にはウェブが顧客との接点でした。でも検索する人は既にニーズを持っているわけですから、成約率は高いけど競争も激しく、市場も広がらない。センター街に路面店を出せばニーズを持たない多くの通行人に店を覚えてもらえるので、市場を広げることができると考えました」

 --しかし20年は、予期せぬコロナ禍で外出やイベントの自粛ムードが漂いました

 「単純にオーダーは減りましたよ。業界では、学生や社会人がイベントのグッズにTシャツを求める7月をピークに、学園祭シーズンの9~11月ごろまで繁忙期が続きます。そのあと、12月から翌年4月ごろまで閑散期で、一気に売り上げが落ちる。今年は学園祭の中止が続いて、繁忙期のオーダーが減りました。弊社は顧客全体に占める学生の割合が少ない方ですが、それでも大きい打撃でしたね」

 --センター街では昨年3月にマスク、7月にTシャツを配布し好評を呼びました

 「店舗を知ってもらうことが一番の目的です。特にマスクは多く求められましたね。元々扱っていた商品で在庫があり、マスク不足のご時世なので配布しようと。ただし店内に必ず入ってもらって、アンケートを書いてもらいました」

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