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【凄腕アナリスト ザ・覆面】半導体向け封止材で世界トップ、妙味高まる「住友ベークライト」 意外と良好な需給関係にも着目可能 (1/2ページ)

 昨年12月29日に2万7000円台に乗せた日経平均は、今年1月8日には早くも30年5カ月ぶりの高値水準となる2万8000円を上回ってきた。日経平均への寄与度が大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループの株価切り返しとともに、東京エレクトロン、アドバンテストといった半導体関連株の株価上昇もポジティブに働いている。

 半導体関連株の株価動向については、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)が最も活用、重要視されている。

 米国のフィラデルフィア証券取引所が算出・公表するSOX指数は、インテル、エヌビディア、AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)、クアルコムなど主要企業30銘柄で構成される単純平均株価指数だ。

 SOX指数は昨年3月の直近における底値1107・7ポイントからほぼ一本調子で上昇していたが、特に今年に入り、上げ足に弾みをつけて3000ポイントを上回ってきた。

 テレワークの普及や巣ごもり需要、5G(第五世代移動通信システム)の立ち上がりなどからパソコン、ゲーム機器、5G関連モバイル向けの半導体需要が高まった結果、自動車向けの半導体が品不足となり、ホンダや米フォードなどの自動車メーカーが減産や工場の操業停止に追い込まれている。

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