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【住まいの処方銭】家庭内感染対策3 実は間違っている除菌・掃除方法 クルーズ船で除染作業を手がけた専門家に聞く (1/2ページ)

 当たり前と思ってやっていた方法が、実は間違っていることがある。除菌や掃除でも同様だ。

 クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号での除染作業を手がけた一般社団法人日本特殊清掃隊(東京都青梅市)の理事、神野(じんの)敏幸さんに正しい方法を聞いた。

 「まず、間違っているのは、スプレータイプの除菌液を直接、テーブルなどに吹きかけることです」

 スプレー式では、噴霧した瞬間に除菌液より先に強い風が出てしまう。テーブルのウイルスを室内に舞い上げてしまうのだ。「最初にタオルにスプレーして吹き付け、そのタオルで拭くようにしましょう」

 ただし、コートなどの布製品には、スプレータイプを使ってもOK。ただ、できれば「玄関前で脱いで裏返しにし、すぐ洗濯機へ」が理想だ。

 じゅうたんやカーペットなど床の掃除にも気を配りたい。粘着テープを使う人も少なくないだろうが、これだけでは不十分だ。そこで、掃除機を使うのだが、神野さんはこう注意を促す。

 「床を転がすタイプの掃除機はNG。後ろから出る排気が、床の上のウイルスなどをまき散らしてしまいます」。この場合は持ち上げて使用する。ただ、掃除機が重く、負担になってしまう。スティックタイプならOKなので、買い替えの検討も。

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