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【定年後・自走人生のススメ】テレワークが「自立」後押し “次の一歩”で「社外」で活躍することへの関心高まる (2/2ページ)

 同調査では「テレワーク(在宅ワーク)の浸透度合い」にも注目している。「テレワーク活用」を経験した会社員は8割近くに達し(77・6%)、このうち「コロナ禍がきっかけでテレワークを経験した」人が41・7%にも上る。フリーランスで働く人たちも同様に7割以上(71・5%)がテレワークを活用しているが、こちらでは逆に「コロナ禍以前から活用している」人が54・1%と半数を超えている。

 「テレワーク導入」という働き方変革の波は高まりつつあったとはいえ、多くの会社員が“半強制的”にテレワークを経験した(させられた)。おそらく、その経験は、コロナ禍によって、予想していたよりも早くもたらされたと思われる。

 フリーランスでは当たり前の就業環境であるテレワークを経験した会社員は、「やってみると意外といいじゃないか」と思ったのではないだろうか。

 同調査でも、「働き方に対する満足度」について「非常に満足」と回答した割合は、テレワーク活用済が27・4%であるのに対し、未活用では4・1%と、6倍以上の開きがある。

 テレワークの経験が、会社に頼り切っていた会社員に対して、「自立」への意識づけのきっかけを与えたといえるのではないだろうか。

 ■日本で初めての「50代以上会社員」に特化した、定年後ライフの準備支援機関。定年後の「自走人生」を目指す中高年会社員を応援。中高年会社員向け学習システム『キャリア羅針盤』を開発中。(https://www.teinengo-lab.or.jp)

 ■得丸英司(とくまる・えいじ) 一般社団法人定年後研究所所長。星和ビジネスリンク取締役専務執行役員。1957年生まれ。大手生命保険会社で25年にわたりコンサルティング部門に従事。日本FP協会常務理事(現在、特別顧問)、慶應義塾大学講師などを歴任。著書に「定年後のつくり方」(廣済堂新書)。

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