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【田村秀男 お金は知っている】金融で攻めよ! 対中軟弱のバイデン氏に物申す 借金で辛うじて成り立つ中国の経済基盤は脆弱そのもの (1/3ページ)

 米国のバイデン政権は国際協調で中国に対峙すると言いつつ、オバマ政権時代によく使われた「戦略的忍耐」を口にする。本質は軟弱外交への回帰なのだ。

 中国の習近平政権は早速、相手が一歩退けば二歩前進する毛沢東のゲリラ戦術そのままで、かさにかかって言いたい放題だ。米ウォールストリート・ジャーナル紙によると、習氏は25日、世界経済フォーラムが開催したオンライン会議で、「他国を拒否、脅迫、威嚇し、意図的にデカップリングや供給途絶、制裁を引き起こし、孤立や疎外させるために、小規模な集団でまとまったり、新たな冷戦を開始したりすれば、世界を分裂させ、さらには対立させるだけだ」と述べた。

 新型コロナについて、中国は引き続き他国を支援すると表明する一方、「パンデミックを口実にグローバリゼーションを反転させ、国を閉ざしたりデカップリングへ向かったりすることは誰の利益にもならない」と指摘した。世界的なマクロ経済政策の協調強化を呼び掛け、各国が単一の統治方法を巡る「イデオロギー上の偏見」を捨てるべきとの考えを示した。

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