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仮想オフィスでアバター操り社員交流、コロナ禍の在宅勤務で孤立解消に一役 声掛けやすく風通し良く「何げない会話からヒントが」 (1/2ページ)

 新型コロナウイルス禍で在宅勤務が広がる中、オンライン上の仮想オフィスを利用する企業が増えてきた。「会議中」「休憩中」といった社員それぞれの状況がパソコンの画面に映し出され、一緒にラジオ体操をしたり、自分の分身(アバター)を操ってほかの社員と交流したり。意思疎通がしやすく、孤独感解消に一役買っている。

 「腰が痛くなってきた。ラジオ体操をしないか」。システム開発「アジャイルウェア」(大阪市、従業員約40人)のプロジェクトマネジャーがある日の夕方、マイクを通じて社員たちに呼び掛けた。数人が仮想オフィスの「会議室」に入室。画面上で互いの様子を見ながら汗を流した。

 同社は昨年2月末以降、全員が在宅勤務に。打ち合わせにはビデオ会議を利用したが、「会議中以外は他の人に声を掛けにくい」「システムをいちいち立ち上げるのが面倒」などの意見が出て、同4月から仮想オフィスを利用し始めた。

 現在利用しているシステムでは「エンジニア」「営業」など部署ごとのスペースのほか、「集中作業中」「打ち合わせ中」といった部屋も。社員が操作するアイコンの場所により、互いの状況が把握できる。

 費用は月約2万円。川端光義社長は「在宅勤務になった際、コミュニケーションが取りにくくなることによる社員のストレスが心配だった。仮想オフィスで声が掛けやすくなり、風通しが良くなった」と話す。

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