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【トップ直撃】次の100年へ夢を描く! 子供から大人まで新しくて懐かしいブランド構築 サクラクレパス・西村彦四郎社長 (1/4ページ)

 クレパスやクーピーペンシル、マット水彩絵の具などを使った記憶のある人は多いはずだ。1921(大正10)年の創業から100年、子供の美術教育を支える一方、懐かしさと新しさを併せ持つ「大人のための筆記具」にも力を入れている。そして次の100年に向けて、どのような絵を描いているのか、聞いてみた。 (中田達也)

 --創業100年について、どのような思いがありますか

 「お客さまに支持していただいたからこそ続いたのだと思います。100年は区切りではありますが通過点です。その後100年続けることも非常に大事で、今は土台作りもしっかりしなければいけないと思っています」

 --会社の成り立ちは

 「子供の美術教育と密接につながっています。大正デモクラシーとともに自由に絵を描くことが提唱されましたが、クレヨンは当時、輸入品で値段が高く、安価で品質の良いものを国産で作れないかということで、前身の『日本クレィヨン商会』ができました。教育の世界から会社が発展したので、まじめにしっかりした品質の商品を作るということが、風土として根強くあると思います」

 --「クレパス」や「クーピー」は多くの子供が使ってきました

 「子供の時に使っていただき、覚えていただいているというのはブランドとしての大きな財産で、それを生かしていきたいと考えています」

 --ロングセラー商品も変化していますか

 「クレパスも品質やパッケージの改善などたゆまない努力をしています。油性マーカーの『マイネーム』も、洗濯しても落ちにくいインキに改良したりしています。商品のイメージを保ちながら新鮮味を持たせて、より良くしていくのは結構難しいんですよ」

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