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【渡邉美樹 経営者目線】「流れ」悪すぎる東京五輪 ワタミ居酒屋マン、宅配で活躍中!! (1/2ページ)

 東京五輪は「無観客」での開催もやむを得ない空気だ。一部、政府関係者は「観客は国内在住者のみ」と発言したとも報じられた。もはや、インバウンドの経済効果は見込めないし、これ以上、多額の税金を使うべきなのだろうか。

 飲食業が「捨て石」のごとき立場を耐えているのも、逼迫(ひっぱく)する医療現場をみて、社会的責任が大きいと感じてのことだ。ワタミの宅食で医療従事者向けに1万食を無償配布したのもそうした思いからだ。かたや五輪の医療スタッフを1万人確保する話題も浮上しているが、国民の命を守るのが国家の前提なら、五輪優先は誤りだ。

 東京五輪はロゴマーク問題や国立競技場のデザイン案の「ごたごた」にはじまり、このコロナと「流れ」が悪すぎる。最後ぐらい潔く新しい「夢目標」を国民と共有すべきだ。

 次の五輪は2024年パリ、28年ロサンゼルスが決まっている。であれば、2032年、約10年後に再度、東京で五輪を開催することを、今の組織委員会は最後の仕事としてまとめあげ発表すべきだ。私は、日本は近く、財政破綻(ハイパーインフレ)するとみているが、約10年後はその復活の時期とも重なるのではと思う。

 五輪を語ることが「ナンセンス」と思うぐらい外食産業は雇用を守ることに必死だ。

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