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【サラリーマンサバイバル術】求人票の記載より少ない額しかもらえず…納得できない (1/2ページ)

 【Q】 新型コロナウイルスの影響で業績が厳しかった飲食店から、他の業種に転職しました。先日、初めての給料日を迎えたのですが、ハローワークの求人票に記載されていた給料よりも少ない額しかもらえませんでした。上司に聞くと「そういう契約なんだろう」と言われたのですが、納得できません。(20代・男性)

 【A】 求人票や求人広告に記載されている内容が労働条件だと思っていたのに、働いてみたら実際の労働条件と異なっていて、「話が違う」とトラブルになり、早期離職につながることがあります。

 職業安定法第5条の3では、公共職業安定所(ハローワーク)、職業紹介事業者、労働者の募集を行う者および募集受託者、求人者等に対して、従事すべき業務の内容および賃金、労働時間その他の労働条件の明示が義務付けられています。しかし、求人票・求人広告に記載された労働条件は、使用者が労働条件を示して労働契約の申し込みを「誘因」するものであり、求人票や求人広告の労働条件が、そのまま労働契約になるわけではありません。

 ただし、求人票・求人広告に明示された労働条件が変更される場合、労働契約は改めて明示されなければなりません。締結する際に労働条件が明示されていなければ、特段の事情がない限り、求人票・求人広告に記載された労働条件が労働契約の内容になると、裁判例では解されています。

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