記事詳細

勤務時間外は上司の問い合わせも“拒否”「つながらない権利」に注目 テレワークのオンオフ曖昧…「立法化」必要の指摘も (2/2ページ)

 民間企業の社員からも会社の携帯電話やパソコンを持ち帰れるようになり、連絡が増えたとの声が上がる。自動車部品メーカーの20代男性社員は「就業規則で禁止しても守らない管理職がいる。何度も電話されると正直しんどい」とため息をつく。

 昨年、有識者検討会がつながらない権利に関する報告書をまとめた神戸市の調査では、勤務時間外に緊急性のない電話やメールへの対応を週に1回以上迫られている正社員は、上司からの連絡の場合は14・9%、同僚からの連絡で13・5%に上った。

 長時間労働の懸念は働き方の問題に詳しい弁護士からも上がる。日本労働弁護団は3日にオンライン集会を開催。竹村和也事務局次長は「監視ソフトを導入するなど、プライバシーを守らない企業もある。つながらない権利の立法化も検討すべきだ」と指摘した。

関連ニュース