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【トップ直撃】スーツで日本を健康に! 「健康」という紳士服の枠を越えた付加価値 はるやまホールディングス・治山正史社長 (1/4ページ)

 コロナ禍でテレワークが普及するなどビジネス環境が大きく変わるなか、従来の紳士服の枠を超えるイノベーション(技術革新)に取り組む企業がある。ストレス対策スーツやテレワーク向きの服装など、「健康」をキーワードに、世の中にない商品を生み出そうとしている。 (中田達也)

 

 --複数の業態を展開しています

 「『はるやま』は西日本中心の郊外型紳士服店で、メインターゲットは30~40代です。『P.S.FA(パーフェクトスーツファクトリー)』は首都圏や地方のショッピングセンターを中心に展開し、20代から35歳ぐらいがメインですね」

 --どのような違いがありますか

 「郊外型紳士服店は、若い方や女性、衝動買いのお客さまにとっては非常に入りにくい面がありました。そのアンチテーゼとして生まれたのがP.S.FAで、店内を開放的に明るくして、価格もツープライスを中心に分かりやすく、接客もプレッシャーをかけないようにしました」

 --「フォーエル」では大きいサイズのメンズ服を扱っています

 「ターゲットは人口の2%程度、100万人の商圏なら2万人です。首都圏以外では誰も手を出してこなかった業態ですが、試行錯誤のなかで多店舗展開できる形にもっていきました。10年ほどで寡占状態になりましたが、まだまだ伸びると考えています」

 --コロナ禍でテレワークが普及しました

 「テレワークの服装について問い合わせが多く、基準作りをしようと本を出版しました」

 --「きちんと楽ちん『テレウェア』」(小学館)ですね

 「見た目はきちんとする必要はありますが、楽なほうがいい。着こなしのキーワードとしたのが『スマイリー』です。『ス』はスイッチウエア。ジャケットを着ることで仕事のスイッチを入れるということです。『マ』はマナーウエア。ラフ過ぎない格好でマナーを守る。『イ』はしわになったり汚れたりしにくいイージーケア。『リ』はストレッチがきくなどリラックスです」

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