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レジ袋に続いて今度はスプーンが有料化、何のため? 小泉環境相「世の中が変わって行く」 識者「問題解決ではなく、脱プラスチック社会の『きっかけ』」 (1/2ページ)

 ストローやレジ袋に続き、今度はスプーンが“標的”になっている。政府が9日、プラスチックごみのリサイクル強化に向けた新法案「プラスチック資源循環促進法案」を閣議決定、プラスチック製スプーンやフォークなどを提供する飲食店には有料化など見直しが求められそうだ。ただ、レジ袋有料化にはそもそも効果があったのか疑問も残る。

 小泉進次郎環境相は同日の会見で、「コンビニでスプーンやフォークが無料で配布されているが、使い捨てプラスチックが使われることがなくなる。世の中が変わって行くことになる」と法案の意義を説明した。

 だが、SNSでは「スプーン持ち歩かないだろ」「あんまり意味ないと思う」などと批判が多い。

 振り返ってみれば、昨年7月にスタートしたレジ袋の有料化でも、消費者だけでなく小売店や製造する業界団体からも悲鳴が上がっていた。

 そもそもレジ袋有料化は、海洋に流出するプラスチックゴミが問題視されたことで始まった。国連環境計画(UNEP)の報告書(18年)では、1人当たりのプラスチック容器包装の廃棄量が、主要な地域・国の中で日本が2番目に多いという。

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