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【トップ直撃】電子含めた新しい漫画を生み出し世界へ挑む! 「まんが王国」国内最大級 ビーグリー・吉田仁平社長 (2/4ページ)

 --そうしたコストはどう捻出していますか

 「無料作品が豊富にあるのも、各出版社さんや漫画家さんと直接契約させていただくことによる中間マージンの圧縮を原資としています。ネット広告も代理店を介さずに出稿することで圧縮したコストは、ユーザーさんへのポイント還元を通じてライセンサー(著作権者)さんにも還流していくことになりますね」

 --電子コミックの老舗としての強みは

 「携帯電話向けに始めたころは一介のベンチャー企業でしたが、東証1部にも上場し、運営母体の社会的信用に加え、ユーザーさんに安定したサービスを提供する体制を整えられたと思います」

 --ぶんか社グループを買収した狙いは

 「漫画に強い出版社のぶんか社さんについては、具体的な協業はこれからですが、手応えを持った上での株式の取得です。編集力並びに漫画家さんとのコネクションも大きいですね」

 --オリジナルコンテンツも強化しています

 「ビーグリー単体で120タイトル以上連載をしていますが、ぶんか社さんと一緒にさらに高めていきたいと思います。書店とコミック雑誌それぞれの役割を持つイメージですね。漫画を読むならまんが王国に行けばいいという形を作ることで差別化を図っていきたいと考えています」

 --新しい取り組みも

 「ユーザーのビッグデータを応用しながら、作品の量と質を高めていきたいですね。漫画は幅広いジャンルにチャレンジしながら、伸びそうなものを深掘りするという投資判断を繰り返すもので、ユーザーのデータを活用することで、こう作ればヒットするという理屈も、おぼろげながら打ち出すことができると思っています」

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