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【渡邉美樹 経営者目線】外食規制は「時間」でなく「空間」で 郁文館ID高校の「超」個性教育 (1/2ページ)

 先週(23日)の連載で私は政府系金融機関の資金を資本性ローン(劣後ローン)として外食や観光業の支援に充てるべきと提言したが、政府もその方針を閣議決定した。有効な政策で、多くの中堅・大手の飲食・観光業が救われると思う。スピード感を持って実行されることを注視したい。

 一方、1都3県では飲食店の時短要請が続く。この時間区切りの政策は、いい加減見直すべきだ。米国などは、営業時間ではなく、営業空間を重要視している。店の密度や感染対策こそが重要なのに、日本は営業時間ばかりに規制をかける。あまりに合理的でない。

 命令に反発し都を提訴する外食企業も出てきた、しかし、多くの飲食店はルールを守っており、やはりルールを守った上で、モノを言うべきと思う。

 コロナ禍で、今年も卒業シーズンを迎えた。私が理事長兼校長を務める郁文館夢学園でも卒業式を行った。コロナの影響を大きく受けた卒業生に「悪いこともいずれ、いいことにつながる。人間万事塞翁が馬だ」と話した。3年前の入学式を思い返すと、彼らに「我」(われ)という言葉を贈った。一人一人が大切な個性を持っているが、それを引き出し、使命を果たさせるのが学校の役目だ。

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