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カゴメ“英断”の波紋 新疆ウイグル自治区産トマトの使用停止、他分野に広がる可能性も (1/2ページ)

 中国政府による人権弾圧が国際問題になっている新疆ウイグル自治区について、大手食品メーカーのカゴメが、同地区で生産されたトマトの加工品を製品に使用しないことを決めた。アパレルブランドの一部に広がっていた取引停止だが、今後も多分野で広がりをみせる可能性もある。

 

 「必ずしも人権問題に限って調達を停止したわけではなく、品質や安定性、コスト面など、総合的に判断して決定した」

 同社広報グループは夕刊フジの取材にこう回答した。これまで同地区で調達していた製品についても人権侵害の恐れがあるような場所で生産されたものではないことを確認しているという。

 中国におけるトマトの生産量は世界一で、世界の生産量の約35%を占める。カゴメによると、新疆ウイグル自治区は夏の日差しが強く、昼夜の温度差があることから、良質なトマトが生産できるとして、長年、生産プロセスを管理・検証して安全性を確保し、ソース類の製品に使用してきたという。

 新疆ウイグル自治区から原料を調達してきたことはホームページでも公表しているが、2020年度はトマトペースト全体の1%を調達した。すでに調達を停止し、21年以降も調達しない。

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