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【スマートライフ×リアルライフ】世界のスマホ生産請け負う中国を「ものづくりの自動化」が変える日 (1/2ページ)

 サムスンが新型スマホ「Galaxy S21」シリーズの日本での発売を発表した。ドコモやauからの発売がアナウンスされている。世界で最も優れたスマホブランドとして君臨するGalaxyの最新シリーズだ。

 昨今のスマホは、シャオミ、オッポなど中国メーカーの勢いがすごい。低価格のモデルで世界の市場を一気に攻めている。日本市場にも参入が相次いでいる。もちろん彼らはハイエンドスマホも作っているが、日本は政府が主導してハイエンドスマホが安く買えなくなった。世界的にも、ミドルからローエンドがスマホ販売の主戦場だ。

 現時点での世界のスマホシェアを見ると、2020年通年で1位はサムスン、2位がアップル、3位がファーウェイ、4位がシャオミ、5位がヴィーヴォだった(IDC調べ)。ファーウェイが米国の圧力で苦しいビジネスを強いられ、それで空いた市場をシャオミやヴィーヴォ、オッポといった中国勢が積極的に奪おうとしているという状況だ。

 直近の20年第4四半期の世界シェアではアップルが首位に立ち、サムスンと入れ替わった。それにシャオミ、オッポが続き、ファーウェイは5位に落ちている。

 このシェア争いの中に、日本のソニーやシャープの名前はない。日本国内でさえ圧倒的な1位はアップルだ。それにシャープが続き、さらにサムスンが後を追う。その後に京セラ、ソニーが続く(IDC調べ、2020年第4四半期)。昨年は特にサムスンの伸びが顕著だったことがわかる。

 だが、誰もが知っていて知らないふりをしているように、スマホのメーカーの国籍とスマホそのものの「モノ」としての国籍は異なる。たとえば、アップルのiPhoneはほとんどが米国以外、多くは中国で作られている。日本のメーカーのスマホだって中国で作られている。中国の存在抜きには、世界のスマホ市場は成り立たないといってもいいだろう。

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